一口に「ニート」と言っても、
- 惰性ニート
- 戦略的ニート
の2種類があると個人的には思っている。そして、どうせニートになるなら、惰性ニートよりも戦略的ニートを目指すべきかと思う。
惰性ニートとは?その特徴
- 惰性ニート
- 戦略的ニート
ニートをこの2種類で見た場合、一般的にニート生活を送っている人に多いのは、この「惰性ニート」かと思う。
毎日を惰性で生きているニート
まず、「惰性ニート」と言う言葉についてだが、これは自分が勝手に作った呼び方だ。その名の通り、惰性で生きているニートの事をこう呼ばせてもらう。
惰性ニートとは、その名の通り
- 会社・アルバイト先をクビになった
- 仕事に疲れて会社・アルバイトを辞めた
- 始めから就職する気もアルバイトなどをする気が無い
と、言った人達がニート状態に陥り、毎日なんとなく惰性で生きている状態である。
惰性ニートの特徴とは?
惰性ニートの特徴としては
- 毎日ダラダラしている
- 自宅(特に自室)にこもりがちである
- パソコンやゲームなどに多くの時間を費やしている
- 部屋が散らかりがち
- 親とあまり口をきいていない
- コレと言った目標、夢や希望は無く何となく生きている
と、言ったものが考えられる。
惰性ニートから抜け出すのは難しい?
一度、惰性ニート状態に陥り
- 仕事をしなくても良い
- 好きな事だけしていれば良い
と言った、あまりの快適な状態に慣れてしまうと、ニート生活からなかなか抜け出せなくなる事も少なくない。
特に、この惰性ニート期間が長くなれば長くなるほど、ニート生活から抜け出す事は難しくなるかと思う。
もし、「人生を棒に振りたくない」、「惰性ニート状態から本気で抜け出したい」と思っているのなら、手遅れになる前に早めに対策を打っておいた方が良いかと思う。
戦略的ニートとは?その特徴
まず、「戦略的ニート」と言う言葉についてだが、これに関しても自分が勝手に作った呼び方だ。
具体的に言えば、無計画にニートになるのではなく、しっかり人生の計画を考え「ニートになった方が金銭的・精神的に豊かに暮らす事が出来る」と判断し戦略的にニートになる人達の事をこう呼ばせてもらう。<
自ら計画的にニートを選択する人
惰性で生活しているニートを「惰性ニート」とする一方で、「戦略的ニート」とはどう言った人の事を指すのだろうか?
戦略的ニートがどう言ったタイプの人の事を言うのかを簡単に言えば、
- (自ら計画的に)あえてニートを選択している人
だ。
戦略的ニートの場合、仕事・アルバイトを続ける事も出来たが
- 給料の低さ
- 将来性の無さ
- 会社や組織の無駄の多さ
などに悲観し、勤め先で働く事に見切りをつけて「自分で稼ぐ」道を選択するケースが多い。
(生活費を)稼ぐ為にニートを選択する
一般的には、生活費を稼ぐ為に仕事なりアルバイトを行う。
だが、戦略的ニートの場合は(生活費を)稼ぐ為(の時間を確保する為)に「あえて仕事・アルバイトを行わない=ニート」と、言う選択をする事になる。
戦略的ニートの収入源
では、戦略的ニートの収入源は?と言えば、
- 株
- FX
- 投資信託
- 仮想通貨
など金融商品への投資、資産運用または
- メディア運営による自動収入
と、言ったものが考えられる。簡単に言えば、副業である。
これらに費やす時間を捻出する為に「あえて働かない」と言う選択をする。
正確には、ある程度の収入があれば無職ではくなってしまうので、ニートとは呼べないのかもしれないが、生き方としてはニートに近い。
生計を立てられるレベルになるまでは焦燥感も?
ある程度、投資やビジネスが軌道に乗り生計を立てれるレベルになるまでは、サラリーマン時代やアルバイトで貯めた貯金を切り崩しながら生活したり、場合によっては家族などに金銭的支援をしてもらいながら生活する場合も少なくないかと思う。
人生逆転の可能性を秘めた戦略的ニート
一般的な仕事「のみ」でお金持ちになることは難しい
まず、一般的な会社員(サラリーマン)の仕事やアルバイト「のみ」でお金持ちになる事は難しい。
それなりに給与の高い企業で働く会社員ならお金持ちになる難易度も下がるだろうが、普通の会社員やアルバイターの場合はかなり難易度が高い。
時給制・月給制には限界がある
一般的な会社員(サラリーマン)やアルバイトの場合、給与体系は
- 月給制
- 時給制
が一般的である。
基本的には、働いた時間の分だけ給与が貰える訳である。働いた時間が長くなればなるほど給与は増えるが、働く時間が短くなれば給与も少なくなる。
すなわち、一般的な仕事やアルバイトで大きい額を稼ごうと思ったら「労働時間を増やす」しかないのである。
少ない額‘~ある程度の額を安定的に稼ぐ事は難しくないが、大きい額を稼ぐ事は難しい。
人生逆転出来る可能性あり
(惰性)ニートの場合(に限らずだが)、働かずとも生活していけるような充分な資産を築けている場合よりも、築けていない人の方が多いかと思う。そして、密かに「人生逆転」と言う淡い夢を抱いている人も少なくないかもしれない。
戦略的ニートの生き方は、月給制・時給制に縛られた生き方では無く「人生逆転のチャンス」を秘めているとも言える。
惰性で生きていても現状は変わらない
惰性ニートの場合、何に関しても面倒くさがりであったり、上手くいかない事があると
- 社会のせい
- 環境のせい
- 人のせい
などにしがちである。
だが、自分が変わろうとしない限り現状と言うものは変わらない。
人生はその人の自由なので、毎日惰性で過ごし人生を棒に振ってしまう事に抵抗が無い人はそれで構わないと思うが、ただただ惰性で毎日が過ぎて行く事に危機感を感じているのなら、早いうちにに行動を起こした方が良いかもしれない。