「バイト辞めたい」→踏みとどまる or すぐ辞める、どっちが良い?

どんな人でも「もうこのアルバイトを辞めたい!」と思った事が一度や二度くらいはあるのではないだろうか?

別にそれ自体は変わった事でも何でもないが、その後に「すぐ辞めてしまう人」と「すぐには辞めず、踏みとどまって考える人」の二通りの人間が出てくる。

 

が、一体どちらを選んだ方が良いのだろう?

 

踏みとどまる人は?

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「アルバイトを辞めたい」と心の中で思っても、すぐには辞めず(辞めれず)に踏みとどまる、別の言い方をすればその職場にしがみつく人達は多くいる。

良く言えば我慢強い。悪く言えばあきらめが悪いと、いったところか。

 

職場の人間関係で問題があり、毎日のように陰で愚痴を言ったり、「辞めたくて辞めたくてしょうがない」と口にしている人でも、実際に生活の事など現実的に考えると辞めるわけにもいかず、ズルズルと毎日不満を抱えながら嫌々仕事をこなしている人は何人も見てきた。

管理人の体感としては、割と年配の人にこの傾向が強いように感じた。その中には、高度経済成長期を経験している人も多くいる。年次昇給が当たり前のように合った時代、つまり1つの会社に居続ければ何もしなくとも毎年給料が上がっていく時代だ。

 

そして、このようなタイプの人達は毎日のように「辞めたい、辞めたい」と口では言いながらも、何だかんだで「気づけばもう○年もこの職場に勤めていた」なんてパターンも少なくない。

 

すぐ辞める人は?

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逆に「アルバイトを辞めたい」と思ったら、すぐに辞めてしまう人も一定数見てきた。良く言えば見切り・切り替えが早い。悪く言えば忍耐力が無い、と言った事になるだろうか。

 

さっきとは逆に、若い世代にこの傾向は強いように感じた。さっきの高度経済成長期を経験してきた世代とは違い、年次昇給も少なくなってきた時代である。(建前として契約書類にはアルバイトでも「昇給あり」と書かれている職場も少なくない。が、実際に昇給があるかと言えば、その数はかなり少なくなるかと思う。)

 

彼らは周りに「辞めたい」と漏らす場合もあるし、そうでない場合もあるが、どちらにせよある日突然来なくなる場合が多い。

 

踏みとどまるべきか、すぐ辞めるべきか?

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状況やその人の考え方にもよる

先ほど書いたように「踏みとどまって考える人」にしても「すぐに辞めてしまう人」にしても、それぞれ良い見方も出来るし、悪い見方も出来る

また、人それぞれ置かれている状況や考え方などは違うので、一概に「すぐにでも辞めるべきだ!」、「いや、一度踏みとどまって考えてみるべき!」とは言えない。

ただ、本当に我慢の限界で「もうこんな所さっさと辞めてやる!」と、心に固く決めている人には何を言っても無駄であろうし、過去に中々仕事が見つからず苦しんだ時期がある人なら、おそらく「踏みとどまった方が良い」と考える場合が多い。

個人的には、我慢の限界なのならさっさと辞めてしまった方が良いかと思う。

 

我慢のし過ぎは精神にも影響を及ぼす

「今の仕事が楽しくない」、「今の仕事に何のやりがいも感じない」、「さっさと辞めてしまいたい」そう感じながら働いている人は決して少なくないかと思う。そのような人達の多くは「生活の為」などの理由から、我慢しながらも仕事をこなす日々を送っているかと思う。

そのような人達の中で限界を迎えるまで我慢をしてしまう人達はどれほどいるのだろう?我慢が出来るうちはまだ良いが、限界を迎えてしまった場合「体を悪く」してしまったり「精神を病んで」しまったりするおそれがある。

 

お金と健康のバランス

確かにお金は大事だ。生きていく上でまったくお金が無ければ、住む場所はおろか、今日明日の食事もままならず生命の危機にさらされる。だが、「健康を損ねて」しまい、もしくは「精神を病んで」しまってはどうしようもない。病気や怪我が小さいものなら大丈夫かもしれないが、入院することになり仕事が出来なくなってしまっては元も子もない。

 

また、先ほども言ったように、今は建前として契約書類にはアルバイトでも「昇給あり」と書かれている職場も少なくないが、実際に昇給できるケースは少なくなっている。なので、1つの会社にこだわり続けるメリットは少なくなっている。まだ、仕事が選べる立場なら、我慢して嫌な職場で働き続けるよりは思い切って辞めてしまった方が得策なのかもしれない。

 

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