我々の生活の中でも身近な存在のコンビニアルバイト。その中でも、なにかと「楽」なイメージがあるコンビニの深夜シフトのアルバイト。
「お客さんは少ないだろうし、やることなんてそんな無いっしょ!余裕余裕w」なんて思っている人も少なくないかもしれないが、実際どうなのだろう?
この記事では、管理人がファミリーマートのアルバイト(深夜シフト)に入ってブラックな環境(1日11時間労働)で働かされた実際の体験をもとにコンビニの深夜シフトのアルバイトの実態を紹介して行こうと思う。
コンビニアルバイトの基礎知識
未経験でもチャンス有り
一度はやりたいバイトと言われる事もあるコンビニのアルバイト。
店舗の種類も、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、サークルKサンクスなど数多く、年齢層も高校生~フリーター~年配のまで幅広く、また様々な国籍の人間が働いている。地域にもよるだろうが、都会や駅前の店舗だとお客さんも様々な人が来店する。自分は未経験で応募したが、人手が足りていないこともあり採用してもらえた。
コンビニアルバイトは体力より頭を使う仕事
コンビニでのアルバイトは覚える事がとても多い。レジ対応では、まず基本的な「お弁当のあたため」から始まり公共料金の支払や宅急便の引き取り、受け渡し(その際のレジ操作)、チケットの販売等レジの操作だけでも覚える事が多い。また、最近では会計時の支払方法も多様化しており、
- クレジットカード
- nanacoカード
- Tマネー
- Quick Pay(クイックペイ)
- 楽天Edy
- Suica
などを始め、
- Pay Pay
- LINE Pay
- Origami Pay
- meru Pay
などのスマホQR決済にも対応もしていかなければならない。
>>>○○Pay社会が到来するとコンビニレジ業務はどう変わるのか?
混む時間帯(お昼や夕方の帰宅時間帯)にレジで「操作が分らない」となると、かなり焦ってしまう。また、やコピー機、ATMの使い方が分らないお客さんへの対応もある。
コンビニアルバイトの時給は?
コンビニのアルバイトの時給は、
- 朝~夜:時給870円前後~1000円弱
- 深夜:時給1000円~13000円前後
が相場だと思う。もちろん地域などによって違いは出てくるだろうが、一般的にはこのくらいの範囲内で変化してくると思う。(ちなみに管理人は時給1100円だった。)
身だしなみについて
髪色
基本的に黒か少し明るい茶色くらいならOKだが、明るすぎる色はNG。
どの系列のお店か、また店舗によって細かい違いはあるだろう。また、店長・オーナーとの関係性で許容範囲が変わってくることもあるだろう。管理人が働いていたファミリーマートは、黒か多少明るい茶髪などはOKだった。
服装
管理人が働いていたファミリーマートでは、上は夏などはポロシャツ・冬はナイロン素材の長袖の制服(両方お店で指定の物)で下はジーパンと言うスタイルが多かった。
上に着るTシャツ等は、ポロシャツ等の下に着る分には柄などは自由だ。
下のズボンも全然ジーンズでOKだが、ベージュ系のチノパンの方がより好ましいのかもしれない。セブンイレブンなんか行くと、たまに上はパーカーと言う店員も多い。セブンイレブンではアレが許可されているのだろうか?その辺は分らない。
シフトの決め方
基本的には一週間~一か月ごと
基本的には一週間~一か月ごとで店長が決めていたように思う。前の週にあらかじめ店長が「次の一週間どの曜日に入れるのか?」を聞いてくる。ある程度先の予定が分っている場合は、2、3週間~一か月先のシフトをまとめて決めてしまうこともあった。
シフトについてはいつ聞かれる?
この先のシフトについて聞かれるのは、
- 出勤してきた時
- 仕事中の暇な時間
の2つがほとんどかと思う。いずれにしても、基本的にお店に店長がいる時であった。人によってはラインやメール、電話などで聞かれる事もあるかもしれない。
出勤してきた時
例えば22時から勤務開始の場合、5分ほど前(21時55分頃)には事務所で着替えたり準備をする。その時、店長が事務所のパソコンで何か作業をしている場合、聞かれる事が多かった。
仕事中の暇な時間
例えば、新しく入ってきた商品を陳列している時やお客さんが少なくレジで店員同士談笑する余裕がある時などだ。
いずれにしても、そこまで忙しくない時だ。
ファミリーマートでバイトする場合、他店との違いとは?
コンビニ1つ取っても、
- ファミリーマート
- セブンイレブン
- ローソン
- サークルK&サンクス
- ミニストップ
など、様々なコンビニがあり当然店舗によって(大まかな業務内容はさほど変わらずとも)細かい部分での業務内容はそれぞれ違ってくる。
Famiポートの操作
ファミリーマートでは、店舗の入り口付近などにFamiポート(ファミポート)と呼ばれる機会が設置されている。
Famiポートでは、チケットの購入や宅配便の店頭受け取りの手続き、海外送金などを行う事が出来る。ファミリーマートでアルバイトを行う場合、いざお客さんに操作方法を聞かれた時に備えて、このFamiポートの事もある程度知っておく必要がある。(特に店長が不在になる時間帯に働く夜勤者)
イートインコーナーの清掃
ファミリーマート以外のコンビニでもイートインのあるコンビニは増えてきているが、ファミリーマートはイートイン備え付けの店舗が多い。もし、バイト先がイートイン備え付けのファミリーマートだった場合は「イートインコーナーの掃除」と言う仕事が1つ増えるだろう。そして、この負担が一番かかってくるのは夜勤者だ。この「イートインコーナーの清掃」の分、他のコンビニよりきついと感じる人もいるかもしれない。
Tポイントカードの確認
コンビニでは、そのコンビニごとに「ポイントカードの有無の確認」が行われているが、ファミリーマートでは「Tポイントカードの有無の確認」が義務付けられている。ファミマTカード、TSUTAYAタイプのTカードからクレジットカード一体型の物まで様々なタイプがある。
実際感じたコンビニ深夜バイトのメリット・デメリット
これもまた地域などによって違いがあるだろうが、管理人がいた店舗では深夜に1人でシフトに入っていた。また、深夜の時間帯に女性は募集していなかった。
では、管理人が実際にコンビニの深夜アルバイトを経験してみて感じたメリット・デメリットを見て行こう。
コンビニ深夜アルバイトで感じたメリット
コンビニ深夜アルバイトのメリットとしては
- 知り合いが出来る事も(接客業なので、人と関わる事が好きな人には向いている)
- 新商品をいち早く知れる(購入できる)
- 朝~夕方の時間帯より、よりコンビニの仕事に責任感が出る
- 時給が高い
と、言ったものが挙げられる。
知り合いが出来る事も
コンビニでは毎日のように来店するお客さんもいた。割合的には全体のお客さんの10%~20%程度だろうか。リピーターの場合、だいたい毎日決まった時間に来店するケースが多い。
いつも深夜に来る人や、いつも朝の通勤時間帯に来るお客さん、様々であったが結構固定化していた。(深夜シフトと言ってもこの時間帯も(朝6時ごろ~朝8時ごろ)レジで接客をしていた。全て終わるのは朝9時前後)
そして、色々な人と顔見知りになった。(こう言う所は接客業の良いところだと改めて思う)
新商品をいち早く知れる(購入できる)
長い時間コンビニに居れば、コンビニの商品に触れる機会も当然増えるし、品出しをする機会があれば新しく発売される新商品や新しく始まるキャンペーン情報をいち早くキャッチする事が出来る。
特に、流行に敏感な人はコンビニアルバイトが新情報を仕入れる為の良いツールになるだろう。
朝~夕方の時間帯より、よりコンビニの仕事に責任感が出る。
「朝~夕方の時間帯より、よりコンビニの仕事に責任感が出る」と言うのは、管理人はコンビニの朝~夕方の時間帯もやったことがあるのだが、その時間帯の仕事と比べると断然コンビニの事を色々と知ることが出来る。
朝~夕方の時間帯の仕事でやることは、レジ・接客、商品の陳列などが中心だ。深夜は他の仕事が多い。仕事内容については、この後説明する。
時給が高い
深夜は、コンビニのアルバイト(に限らずだが)では一番時給が高い時間帯だ。当然、この時給目当てで深夜のシフトに入る人は多いはずだ。
>>>アルバイト選びの際、時給とやりがいどちらを優先すべきか?【体験談も】
コンビニ深夜アルバイトで感じたデメリット
コンビニの深夜アルバイトのデメリットとしては
- 休憩時間があまり無い
- 仕事量が多い
- 時間が長い
- 時々孤独感に襲われる
- 生活が昼夜逆転してしまう
と、いったものがある。
休憩時間があまり無い・仕事量が多い
これらは一人だったから、と言う面も大きいと思う。深夜に2人とかで入る店舗なら少しは楽になるだろう。
コンビニの深夜と言うと「お客さんも来ないし暇なんだろうな~」と思う人もいるだろうが、真逆だ。(笑)確かにお客さんはそんなに来ないが、接客以外でやる事がとにかく多い。
時間が長い
自分の場合は、
- 夜10時に勤務開始
- →朝3時までほぼ休憩なしで動きっぱなし
- →40~60分程休憩
- →(時々5~10分程の休憩をはさみつつ)朝のアルバイトさんが来るまで仕事→朝のアルバイトさんが来たら少しレジを交代してもらって休憩
- →朝のピーク対応(レジ)
- →朝の便の商品陳列
- →店長出勤→勤務終了(朝9時前後)
と言った感じだった。
時々孤独感に襲われる
特に深夜1時~3時頃は孤独感が強くなる。
生活が昼夜逆転してしまう
これもつらかった。やはり昼間に太陽の光を浴びてないと精神的にも肉体的にも辛かった。
コンビニ深夜アルバイトの仕事内容
コンビニ深夜アルバイトはとにかく仕事が多い
仕事内容としては主に、
- 新聞返品処理
- レジ、接客
- ゴミ出し
- 品出し、商品の顔出し
- コーヒーマシンの清掃(店舗によっては他の時間帯に実施する所も)
- 廃棄チェック
- 発注
- フライヤー関連機器の清掃
- 肉まんの機械の清掃
- 商品POP貼り替え
- ウォークイン飲料の補充
- 店頭の看板(ポスター)貼り替え
- 床掃除
- トイレ掃除(週に1~2度の頻度で換気扇掃除も)
- 冷凍商品の補充
- 新聞の陳列
- 雑誌の陳列
- おでん廃棄チェック
- おでん作成
- レジの清算
- フライヤー商品作成
と、思い出せる範囲でだいたいこんな感じになる。(店舗によって違いはあるだろう。自分がいた店舗ではこんな感じだった。)それぞれの詳しい内容についてはコンビニ深夜アルバイトの超ハードな仕事内容を解説で触れている。とにかく、昼間より断然ハードであったのは間違いない。
コンビニ深夜アルバイトの為のに変えた生活リズム
コンビニバイト夜勤時代の一日の生活の流れ
実際にコンビニバイトの深夜シフトに入った事が無い人は、「深夜シフトに入った場合の生活の流れ」は想像しづらいかもしれない。そこで、管理人がコンビニバイトの深夜シフトに入っていた時の出勤日においての大まかな一日の流れを書いてみようと思う。
21:45 自宅出発
バイト先は比較的家から近い距離だったので、自転車で通っていた。
無駄な通勤時間で時間を消耗しないと言う意味では良い場所だった。
22:00 勤務開始
長い勤務の開始だ。
翌9:00過ぎ 勤務終了
9:30頃 帰宅
10:00頃 入浴
帰宅してから、まず入浴していた。体の疲れをほぐす意味でも出来れば長時間湯船に浸かりたかったが、時間を見ながらほどほどにしていた。
10:40頃~ 朝食
12:00頃 就寝
朝食をとったり、身の回りの細かい事をしているとあっという間に時間が過ぎた。大まかな時間しか覚えていないが、確かお昼の12:00頃には大体の事を終わらせ就寝していた。ただ、どうしてもどこかへ行きたい時は、午後から出かけて13:00、14:00頃に就寝する日もたまにあった。だが、睡眠時間が短くなるとどうしても勤務中に眠気が襲ってきて、体力的にはきつかった。しっかりと睡眠を取る事をおススメする。
20:00~20:30 起床
だいたい、この時間帯に起床していた。「結構睡眠時間が長い」と思うかもしれないが、長時間勤務の後では8時間などあっという間に過ぎて行った。
~21:00までに 夕食
起床後に軽く洗面を済ませ、食事をとっていた。
21:45 自宅出発
そして、出勤の準備を済ませ、また出勤と言う流れであった。
初めは夜型の生活リズムに変えるのに苦労した
管理人は、元々夜型の人間でなかったので夜勤の為に生活リズムを夜型に変えるのは苦労した。
1日で変えるのは無理で、何週間もかけて徐々に生活リズムをずらしていった。
夜勤期間中はなんとか生活リズムをキープ
この夜型の生活リズムも、ほんの数日や1,2週間なら良いのだが、これを何カ月も続ける事になった。
寝不足気味な日々も少なくなく、しょっちゅう「辞めたい」と思っていた。
辞めた後、徐々に生活リズムを元に戻した
コンビニの深夜アルバイトを辞めた後は、夜型の生活を送る理由が無いのでまた元の生活リズムへと戻して行った。
生活リズムを元に戻すにしても、数日では戻らずこれも何週間もかけて徐々に戻して行った。
個人的に楽しかった仕事
①フライヤー清掃
コンビニの深夜アルバイトの中で一番楽しかったかもしれないのが、フライヤー清掃だ。
最初の内は、清掃の仕方・手順を覚える事で精一杯であったが、いざルーティーン的に頻繁に行っていく内に慣れも出てきてスムーズにこなせるようになっていった。一番「働いている感じ」がした仕事かもしれない。
>>>コンビニ深夜アルバイトの業務、フライヤー清掃のコツ・ポイント
②ウォークイン飲料補充
また、ウォークイン飲料の補充も振り返ってみれば楽しかった。
ただ、飲料が大量に入ってきて忙しかった日もちょいちょいあり、良い思い出ばかりでは無い。
③店頭ポスター、POP張替
(店頭)ポスター張替とPOP張替も夜勤ならではの仕事の1つである。
POP張替に関しては、POPの数や種類が多かったり大変な事もあったが大して苦痛ではなかった。ポスター張替に関しては、脚立を使いながら自動ドアの上の古いポスターをはがして新しいポスターに貼り替えるのだが、お店の重要な部分を任されている感じもした。
個人的に楽しくなかった仕事
トイレ掃除
やはり、トイレ掃除は全然楽しく無かった。が、毎日行わなければならない仕事なので仕方なく行っていた。
辞めたいと思った瞬間3選
レジが大混雑した時
やはり、お昼時の大混雑は厄介であった。お昼を買いに来た客がドンドン並んで行ってしまう。しかも、お昼時なので自ずと弁当やおにぎりなど、温めが必要な物を購入する人が多くなる。
ウォークイン飲料が大量納品された時
コンビニの深夜バイトでは、たまにウォークイン飲料が大量に納品される時がある。何かしらのキャンペーンであったり、何かしらの事情で多めに発注していたり。
そのような時は、在庫倉庫が飲料水の段ボールで一杯になってしまい足の踏み場も無くなってしまう。酷い時は倉庫の中に入りきらず、ウォークインの中まで段ボールで一杯になってしまう。
長時間拘束が続いた時
コンビニの深夜バイトで長時間拘束されていた毎日は本当に精神的にも体力的にもきつかった。
「帰宅して入浴など身の回りのことをして、寝て起きるともう次の勤務1時間前」のような生活が続いていたので「なぜアルバイトの為にここまで辛い思いをしなければいけないのか」と常に思っていた。
人間関係に関して、関わる人は?
コンビニアルバイトの深夜シフトに入った事が無い人は、深夜シフトに入った場合に関わる人間は想像しづらいかもしれない。コンビニバイトの夜勤の場合、関わる人間は
- ~22時までの時間帯のシフトに入っている他のアルバイトの人。
- 店長(その時間まで残っている場合)
- 他の夜勤バイトの人(深夜に複数人体制の場合)
- 早朝、朝~のシフトで入っているバイトの人
- (またまた)店長(店長が出勤してくる時間帯まで働いている場合)
- お客さん
などとなる。
~22時までの時間帯のシフト(夕勤)に入っている他のアルバイト
夜勤は、この人達と入れ替わりでシフトに入る形になる。~22時までは、だいたい2人体制だった。この人達と仲良くなれば、(この人達が)勤務終了後に少し残り事務所で話をしたり・・・なんて事も。
店長(その時間まで残っている場合)
毎日ではないが、キャンペーンがあったり期間的に忙しい時は、このくらいの時間まで店長が残っている事がよくあった。
他の夜勤バイトの人(複数人体制の場合)
コンビニ深夜アルバイトの超絶ブラック体験談@ファミマでも触れているが、自分は一人でシフトに入っていた。
だが、全ての店舗がそのような訳ではないだろう。2人体制、もしくは(あるのか分らないが)3人で入るなんて事もあり得る。その場合は、当然この人達と関わる事になる。
早朝、朝~のシフトで入っているアルバイト
長く続いた孤独な時間がようやく終わる。
自分の場合、この時間帯に来る人が毎日同じ人だったので嫌でもよく喋るようになった。途中からはもう、うっとおしくなっていた。
お客さん
バイト仲間や店長(たまにだがオーナーと会う事もある)以外では、お客さんと関わることになる。
本当に「無駄な事にエネルギーを注ぎたくない」と言う人は、最低限の接客で済ませる事も充分出来る。だが、長い間バイトをしていると顔なじみのお客さん、話をするようになるお客さんと言うのもやはり出てくる。それが良いお客さんなら、その会話がちょっとした気分転換にもなる。
ただ、良いお客さんばかりではない事も頭に入れておくべきだ。
苦手だったお客さんのタイプ
長時間立ち読み
雑誌コーナーで長時間立ち読みをする客と言うのは、時間帯を問わず一定数いる。が、時間帯を問わず立ち読みをする客は9割男だった。立ち読みだけして何も買わずに店を後にする客も結構いた。
セブンイレブンだと、「雑誌の立ち読みは他のお客差様の迷惑となります。お辞め下さい」と書かれた物が雑誌陳列棚の一番上に掲示されている。また、ファミリーマートでは付録付きの雑誌にはゴムバンドをして付録だけ取って行かれないように(&中を見れないように)対策していた。
が、実際には
- 「立ち読みはお辞め下さい」と掲示しても立ち読みする
- ゴムバンドがしてあってもそれを取り雑誌を読む
ような、モラルの無いお客さんもいる。注意書きの掲示、ゴムバンド程度では立ち読みは完全にはなくならない。更なる対処法としては、「店員が直接注意する」他に、もう全ての本をビニール包装にして購入しなければ一切読めないようにしてしまえば良いと思う。
長時間駐車
これも、コンビニではよくあることだ。
長時間車を止め、何を買うでも無くただ車内でスマートフォンをいじっているだけだったり。また、お昼時は長時間車を止めて車内で昼食を取る、という光景が日常的に見られる。
対処法としては先ほどと同じく「店員が直接注意する」他、個人が出来る事では無いが、コンビニの駐車場をコインパーキング制にしてしまえば良い。都会のコンビニやドラッグストアの駐車場では、当たり前のように採用されているが、田舎では全くと言って良いほど採用されていない。
- 土地が広く駐車スペースに困らない
- 都会ほど客の回転率を気にしなくて良い
など、理由があるのだろうが、これだから迷惑な長時間駐車は減らない。
適当にゴミを捨てていくお客
コンビニバイトを経験すると分るが、(もちろん全員が全員ではないが)コンビニに来店する客の中には好き勝手にゴミを捨てていく、他の店で購入してた商品の容器を捨てていく、家庭ゴミを捨てていく人間もまあまあいる。そして、分別も結構適当な場合が多い。
分別が適当になる1つの原因は「細かい事はどうせコンビニ店員がやってくれる」と言う心理かと思う。対処法として、ゴミを捨てたら捨てた客自らがゴミの片付けをしなければならないようなシステムを作れないものかと思う 。
オーナーは常に忙しそうだった
オーナーがシフトに入るのは日常茶飯事
管理人R.Gonza-lessがアルバイトとして働いていた店舗(ファミリーマート)では、オーナーは常に忙しそうだった印象が残っている。
まず、管理人R.Gonza-lessがアルバイトとして働いていた店舗では、「オーナーが自らシフトに入る」と言うのは日常茶飯事であった。
時間帯に関しては、朝・夜ともにシフトに入る日があったように記憶している。(昼に関しては不明)また、アルバイトが少なくなる日曜日は頻繁に入っていたような記憶がある。
オーナーが自らシフトに入る理由
コンビニオーナーが自らシフトに入る理由としては、
- アルバイトを募集してはいるが、アルバイトが集まらない
- 人件費を抑える為、あえてアルバイトの数を抑えてその分自分がシフトに入る
以上の2通りが考えられる。
どちらの理由かは不明
管理人が働いていた店舗では、「アルバイトが集まらなかった」のか「人件費を削る為なのか」どちらの理由でオーナーが頻繁にシフトに入っていたのかは定かではない。
複数店舗を掛け持ち
店長と協力してシフトの埋め合わせ
また、オーナーは複数の店舗を掛け持ちしていた。
複数店舗のアルバイトのシフト状況を見ながら、アルバイトがいない時間帯を店長と協力しながら埋めていた感じであった。
「全国のコンビニ総店舗数=オーナー数」ではない
日本フランチャイズチェーン協会のコンビニエンスストア統計時系列データ(2017年~2019年)によれば、全国のコンビニの総店舗数は以下のようになる。
総店舗数 | |
---|---|
2017年12月 | 553,22 |
2018年12月 | 55,743 |
2019年12月 | 55,620 |
単純に「1店舗1オーナー」と計算すると、コンビニオーナーだけで約5万人となるが、先程のように複数店舗を掛け持ちしている場合もあるので実際のオーナーの数はもっと少なくなる。
コンビニ深夜アルバイトで最高月26万円稼いだ話
管理人は、コンビニの深夜アルバイトで最高で月に26万円を稼いだ時期があった。期間としてはほんの数カ月であったが、一般的な正社員並み、もしくは正社員以上の給与をほんの短期間ではあるが受け取っていたことになる。
「11時間/日」×「6日/週」のハードワーク
昼間の時間帯でコンビニのアルバイトをしている場合、「月に26万円稼ぐ」のはほぼ不可能だ。時給が良い深夜の時間帯に入ったとしても、かなり長時間シフトに入っていないと月に26万円は稼げない。
管理人が働いていた店舗では「人がいない」事もあり、夜勤者は1日11時間労働が当たり前であった。そして管理人は、1日11時間で週に6日シフトを入れた為、一か月あたりの稼働時間は
- 「11時間/日」×「6日/週」=「260~280時間/月」程度
となった。時給は、深夜帯(22時~5時)で1100円程度であった。
夜労働を甘く考えていた
初めは「やっていくうちに夜型の生活リズムにもなれるだろ」と軽く考えていた。が、その考えは間違いであった。
人手が足りない事もあってか、毎日のように夜10時~翌朝の9時まで働かされた。「やっとバイトが終わり疲れた体で家に帰り、風呂に入って少し寝て起きたら、もう次の出勤」と言ったようなブラックな環境であった。
体が持たず、数カ月で夜勤を辞める
一日当たりの給与は1万円と少しであった。当然、給与的には不満は無かったが、やはり体がきつかった。
昼夜逆転生活に加えて家に帰り寝て起きたら、「次の勤務まで数時間」と言ったような状況がずっと続き、どんどん不健康になっていく気がした。また、プライベートなんて無いようなものであった。
そのような状況に嫌気がさしたのと、「こんな生活は長く続けられない」と限界を感じ、夜勤を辞めさせてもらう事にした。
深夜シフトに入るかはその人次第
店舗によって色々条件の違いはあると思う。しっかり22時~翌5時で終わらせてくれる所もあるかもしれません。
しっかり条件を確認し納得できたのなら、やってみればいいかと思う。とは言え、実際働きだしたら「最初に言われていたのと違う条件で働かされた」と言ったブラックな店舗に当たってしまう可能性もゼロとは言い切れない。その辺りは、よく考えるしかない。
まとめ:コンビニ深夜アルバイトは予想以上にハードだった
「コンビニの深夜は暇、楽」だと思っている人もいるかもしれないが、全然そんなことは無かった。また、昼夜逆点生活は体調的にも精神的にもきつかった。
その一方で、深夜シフトに入ってみなければ経験できなかった仕事を多く経験したり、深夜シフトに入らなければ無かったであろう出会いもあり、そこは良かった点だと思う。
自分は「正社員にならないか?」と店長に言われたが、(これはまさに、フリーターから正社員を目指す上でハードルの低い方法の1つの良い例だろう)そばで店長を見ているので「こんなに忙しく働きたくない」と思い断った。うしても稼ぎたい人やコンビニの裏側を知ってみたい人はTRYしてみればいいんじゃないかと思う。
>>>【コンビニアルバイト豆知識】コンビニ業界の黒いビジネスモデルとは?
コンビニの深夜アルバイトはこんな人に向いている
コンビニの深夜アルバイトが向いている人は以下のようなタイプの人かと思う。
- 稼ぎたい人
- コンビニの裏側を知りたい人
- バリバリ働きたい人
- 夜型の人
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