新しい物件を探す時は気持ちがウキウキして「早く新しい物件を決めてしまいたい」と焦りの気持ちも出てしまうかもしれない。ただ、物件を決める際は1度内見をしておく事をおすすめする。
内見をしてみると、ホームページで見るだけでは分らない「部屋の雰囲気」であったり、「周囲の環境」その他様々な事が見えてくる。ホームページで見た時には、良い感じに見えても実際に内見に行ってみると意外と壁や床の傷や汚れが多かったり、周囲の音がうるさかったりと想像と異なる場合も少なくない。
この記事では、管理人が物件の内見をおろそかにしてしまったがために見落としてしまった「物件選びの際に気をつけた方が良いポイント」を実際の体験談を元に紹介する。
コンセントの位置
意外とチェックし忘れる
コンセントの位置については、物件紹介サイトでは掲載されていない場合がほとんどである。物件選びでは、
- 家賃やその他初期費用などお金に関する事
- 物件の立地
- 部屋の大体の綺麗さ
- 自分の希望する条件(部屋の方角、洗濯機置き場、オートロックなど)に合った物件か?
などぼんやりとした物件の全体像に目が行くが、こう言った細かい事はおろそかになりがちだ。
コンセントの位置が家電の配置にも影響する
コンセントの位置は意外と重要である。
コンセントの位置によって、冷蔵庫やテレビ、電子レンジなどの家電の置き場所が制限されてしまう場合もある。(洗濯機は、室内洗濯機置き場がある場合ならたいてい近くにコンセントがある。)最悪、コンセントの位置がどこであろうと延長コードを買ってきて接続すれば対処は出来るが、部屋がコードだらけになってしまうのは邪魔だし、見栄えも悪い。出来れば、内見の際にチェックしておきたい。
駅からは適切な距離か?(近すぎないか?)
駅近くは便利ではあるが
「駅まで徒歩○分以内」
物件紹介サイトでは、このような絞り込み条件は必ずと言っていい程ある。特に東京や地方都市で電車を頻繁に利用する人達なら「出来るだけ駅の近くに住みたい」と思う人も少なくないだろう。
確かに、駅の近くは便利ではあるが同時に気をつけたい事もある。
近すぎると音がうるさい
駅に近ければ便利ではあるが、「駅のホームが見える距離にある物件」や「線路沿いの物件」など、あまりに近すぎると
- ホームのアナウンス
- 電車の往来の音
- 踏切の音
がうるさく、最悪これらに1日中悩まされる事にもなる。駅近くを選ぶにしても程良い距離がある場所を個人的にはおすすめする。可能ならば、内見の際に「ホームのアナウンス」や「電車・踏切の音」がどの程度の聴こえ具合になるのかを確認しておくと良いだろう。
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隣(上、下の階)の部屋の生活音の響き具合
音の響き具合は建物の構造にもよる
隣(上、下の階)の部屋の生活音がどの程度響くかは、その建物の構造にもよってくる。RCなどなら音はかなり静かになるが、木造や軽量鉄骨の場合は比較的音が響きやすくなる。
ニュースにもなっていたが、レオパレスは壁がとても薄くとなりの部屋の住人の話し声や生活音がかなりうるさく聞こえた。レオパレスに限らず物件を選ぶ際には「隣の部屋の生活音」も可能ならば内見の際にチェックしたい所だ。