食費をまとめて家計簿をつけるべき?
食費をまとめて家計簿をつける場合
家計簿をつける場合、食費を1まとめにして管理する方法と外食代やお菓子代、お酒代など細かく分けて管理する方法がある。
「元々面倒くさがり屋だ」「月の食費全体の金額が分ればよいちょ丸!」と言う人は、まとめてつければ良いかと思う。
食費をまとめた家計簿のつけ方
食費を1まとめにして家計簿を書いていく場合の家計簿のつけ方はいたって簡単。
例(分けて管理すると)
- 食費:2万5000円
- 外食費:1万円
- お菓子代:2000円
- お酒代:3000円
だが、これらをまとめて↓
- 食費4万円
と、ザックリまとめて管理してしまう。たったこれだけだ。
食費をまとめて書くメリットはとにかく楽
この「食費を1まとめにして家計簿をつけていく」方法のメリットは、何と言っても「家計簿をつけるのが楽(管理が楽)」と言う点に尽きる。「わざわざ家計簿に時間を割きたくない」と言う人はこのつけ方が良いかもしれない。
食費を細かく分けて家計簿をつける場合
「ぼんやりと”食費”では無く、食費の中でも一体何にいくらを使ったのかキッチリ把握しておきたい」と言う人達は、食費を更に細かく分けて家計簿をつける必要がある。
細かく分ける事で消費と浪費の把握が出来る
食費を更に細かく分けて家計簿をつけて行く事で
- 消費(本当に必要な食費)にいくら使ったのか?
- 浪費(仕方ない外食費でなく、贅沢をする為の外食費・お菓子代・お酒代)にいくら使ったのか?
と、言った事をしっかり把握する事が出来る。
これは、日々の生活を見直す上では割と大事なポイントになってくるかと思う。この浪費をいかに減らすかが月々の支出を抑えるポイントにも繋がってくるからだ。
食費をどう細かく分ける?
食費を更に細かく分けて家計簿をつけるなら、どのように項目分けを行えばいいのだろう?
簡単に考えてみると
- 基本的な食費(野菜、果物、調味料など)
- 外食費(「仕方なかったもの・必要無いが行ったもの」を分けても良い)
- お菓子代
- お酒代
だいたいこのようになるだろうか。
基本的な食費(野菜、果物、調味料など)
毎日の朝・昼・晩に取る基本的な食事にかかった費用。
お米・パン・麺類などの炭水化物類、ニンジン・大根など野菜類、りんご・葡萄など果物類、肉類、調味料など。割合的には、食費の中でも1番大きくなる項目かと思う。
より細かく家計簿をつけたい人は、
- 炭水化物類
- 野菜類
- 果物類
- 肉類
- 調味料
を項目別にそれぞれ家計簿に記入していっても良いかもしれない。
手書きだと面倒になるが、レシート貼り付け型家計簿なら、いくらか手間が省ける。
外食費(「仕方なかったもの・必要無いが行ったもの」)
自宅で(自炊して)食べた食事以外のもの。(自炊でない場合、例えば出来合いの総菜やカップラーメンでも外食では無いので、これらは普通の食費に含める。)
ファミリーレストラン、居酒屋、ファストフード店など外で取った食事を外食費として家計簿につけていく。
外食費を1まとめにしてしまっても良いし、「仕方なかったもの」と「必要無いが行ったもの」を分けて前者を消費、後者を浪費として管理しても良いかもしれない。
お菓子代・お酒代
スーパーで購入した物、ドラッグストアで購入した物、コンビニ購入した物、ネットで購入した物など、どこで購入したかに関係無く、お菓子代として1まとめに、お酒代1まとめにして管理。
食費を細かく管理する為には小分け袋の活用も
食費、外食費、お菓子代、お酒代それぞれの1か月の費用を設定して、それ用の小分け袋をそれぞれ作成しても良いだろう。
商品券、Quoカードでの支払いは支出として記入するべき?
商品券が当たったり、Quoカード、図書カードなどを貰ったりして現金以外での急な収入が入る事も人生では珍しくない。
が、買い物の際にこれら商品券やQuoカード、図書カードで支払いを使用し支払いを行った場合、家計簿にはどのように記入していけば良いのだろうか?
それぞれの自由でOK?
商品券が当たったり、Quoカード、図書カードなどを貰ったりして現金以外での急な収入が入る事も人生では珍しくない。
商品券やQuoカード、図書カードは使用出来る店舗や商品に若干制限があるものの収入に変わりは無い。
商品券やQuoカード、図書カードを使用して支払いを行った場合「どこまでを支出として家計簿に記入するのか?もしくは(全てを商品券やQuoカード、図書カードで支払った場合)記入しないのか」の判断が曖昧になってくる。
が、基本的には(自分自身で把握できるのなら)それぞれが好きなように記入すれば良いかと思う。
【記入例】1万円分の買い物で5000円分の商品券を使用した場合
例として、1万円分の食料品を買い半分の5000円分を商品券で支払い、残り5000円を現金で支払った場合を考えてみよう。
全てを支出として記録
1万円の買い物で5000円分は商品券で支払ったが、トータルで買い物をした額は1万円となるので、商品券で支払った分と現金で支払った額の合計、つまり1万円を支出として家計簿に記録するパターン。
現金で支払った分だけを支出として記録
トータルでは1万円の買い物だが、実際に支払った現金は5000円なので、商品券で支払った分の5000円は支出として記録せず、現金で支払った5000円のみを支出として記録するパターン。
全く記入しないのは?
例えば、1万円分の買い物をして1万円分全てを商品券などで支払った場合は、家計簿に「支出として全く何も記入しない」と、言うのも全然OKかと思う。