もちろん、ニート生活を送っている人の中にはごくごく健康的なニート生活を送っている人もいるだろう。だが、ニート生活を送っている人の場合、一般的な会社員やフリーター、学生などのように会社やバイト先、学校と言った自分を律してくれる外的要因が無いので、ついつい自堕落な生活を送ってしまいがちである。
現在ニート生活を送っている人が健康的に生活するには、就職やアルバイトを行い自分を律する為の外的要因を作った方が早い。だが、「仕事もアルバイトもしたくない」と言う人も少なくないだろう。そのような人がニート生活を継続させつつ健康的に過ごすには、自分で自分を律するしか無くなってくる。
この記事では、今現在自堕落なニート生活を送っている人が「ニート生活を継続したまま、より健康的に生活する為の施策」を考えて行く。
健康的な生活に大事なのは「ルーティーン作り」
まず、ニート生活を送りながら健康的に過ごすには自分で自分を律する必要がある。(この辺りは個人事業主とも似ている。)そして、自分で自分を律する為にはルーティーン作りが大事になってくるかと思う。
会社員(サラリーマン)は嫌でもルーティーンを作れる
かなり大まかにだが、一般的な会社員(サラリーマン)の場合、
- 起床
- 出社
- 仕事
- 帰宅
- 就寝
と、言ったような毎日のルーティーンが嫌でも決まってくるので、自然とある程度は規則正しい生活を送れる事になる。
仕事・学校を辞めると一気に自堕落になる可能性が
逆に言えば、一般的な会社員や学生などは、「仕事(会社)や学校」と言う外的要因がルーティーン作りの大きい要素である為、仕事や学校を辞めてしまった場合(ルーティーンを作る外的要因が無くなってしまう為)、一気に自堕落な生活に堕ちてしまう人も少なくない。
更に言えば、「仕事が生きがい」と、言ったような仕事人間だった人ほどニートになってしまうと生きがいも失ってしまう為、一気に堕ちてしまうケースが多い。これは定年退職した(特に男の)人が「やりたい事・生きがいが無い」と悩むケースにも似ている。
ニートはルーティーンを作りづらい
ニート生活を送っている人の場合、会社や学校と言った「ルーティーン作りを手助けしてくれる外的要因」が無い為、ルーティーンを作るのが多少難しくなってくる。
ニートはただでさえ外に出る機会が少なくなりがちだが、現代はネットの発達もあり全然外へ出ずとも日用品や趣味のグッズを買えたり、料理を注文出来たりしてしまい、これもさらに外に出なくなる要因になる。
ニート生活を送る人の場合、まず起床から問題になってくるかと思う。毎日決まった時間に起きる訳では無く、「起きる時間はバラバラ」、「その日の気分次第」と、言った人も少なくないかもしれない。
また、第一朝型の人間ばかりでも無いだろう。「朝はいつも寝ている。起きるのは夕方や夜だ」と、言った人も少なくないかもしれない。
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取り入れてみるべきルーティーン例とは?
では、ニート生活を送っている人はどのように毎日のルーティーンを作っていくべきなのだろうか?
例えば:朝の散歩・ジョギング
例えば、ニート生活を送っている人の中でも起床時間が早い朝型ニートの人も少なからずいるかと思う。
そのような人の場合、朝に近所を散歩・ジョギングするだけでも多少は健康的に生活できるようになるかと思う。(早朝ならば人も少なく、「あまり人に会いたくない」人でも多少行いやすい)
「毎日決まった時間に起きて朝食前、もしくは朝食後少し休憩してから近所を散歩・ジョギングする」と言った感じだ。また、「散歩・ジョギングの際に近所の公園でストレッチする」などと言った事を取り入れてみても良いだろう。
例えば:食事の時間を決めておく
また、最初は「食事の時間ある程度決めておく」と言った簡単な事でも良いかもしれない。
食事の時間を決めておくだけでも、何も決めずダラダラ生活しているよりは幾分かメリハリの利いた生活を送る事が出来るかと思う。
ルーティーンの作成方法・ポイント
まずは大まかな1日の流れを決める
例えばであるが、管理人がコンビニ深夜バイトをやっていた時であれば、このように1日の流れが固定化していた。
最初から、きっちりとスケジュールを決める必要は無い。まずは、1日の大まかな流れを決めるだけでも良い。
例えばであるが、朝型ニートの場合の例を考えてみると
朝型ニートの場合
- 10時:起床
- 10時半:散歩
- 11時:自由時間(やるべき事を決めておく)
- 12時:昼食
- 13時:自由時間(やるべき事を決めておく)
- 19時:夕食
- 21時:入浴
- 21時半:自由時間(やるべき事を決めておく)
- 24時:就寝
と、言ったような具合だ。
大まかな流れを決めるだけでも、まったく何も決めずに1日をダラダラ過ごすよりは幾分かメリハリの利いた生活を起こる事が出来るかと思う。
毎日ルーティーンを継続させることが大事
そして、大事だが難しいのが「このルーティーンを毎日継続させる」と言う事である。
数日だけ実行するのは簡単である。が、数日だけ実行しただけではルーティーンとして習慣化しない。人間が何か決まった行為を習慣化させるには3週間程度は継続させる必要がある。
まずは、自分が継続できるような簡単な事からルーティーン化し始めてみると良いかと思う。