日本では一般的に「ニート」と言えば、
- ただの甘え
- 社会の役に立っていない
- なまけもの
などと言った否定的な意見が多い。
「ニートになった理由」と言うものは人それぞれあるだろう。また、「ニート生活を送っている現状」に対しての考え方・捉え方も
- このまま一生、ニート生活を送ると心に決めている人
- 今すぐにでもニート生活から脱出したい人
- 今すぐではないが、いつかはニート生活から脱出したい人
など、人それぞれ違ってくるかと思う。
昔ニート生活を送っていたが、今現在は社会復帰した人。また、今現在ニート生活を送っているが、将来的にはニート生活から脱出したい人も少なくないかと思う。
そこで、この記事では「ニート生活から脱出したい人」に向けて「ニート生活からの脱出方法について」考えて行きたいと思う。
なぜニートになってしまうのか?原因は?
気持ち次第でどうにかなる問題、ならない問題
そもそも「ニートになってしまう人」は、なぜニートになってしまうのだろうか?
- 仕事に疲れた
- 人生に疲れた
- 働きたくない
と、言ったものから
- 精神的な問題があり、出たくても外に出れない
と、言ったある程度仕方の無いものまで考えられる。
最後の「精神的な問題で、出たくても外に出れない」と、言う理由は仕方の無い部分があるので別として、ニート生活を続けてしまう原因の根本として「働かなくても(なんとか)生きていける状況(環境)がある」と、言うものが考えられるのではないだろうか?
働かなくても生きていける状況がある
全員が全員当てはまる訳ではないだろうが、ニート生活を送る人がニートを脱出出来ない大きな要因の1つとして、
- 働かなくても何とか生きていける状況(環境)にある
と、言うものが考えられる。
ニート生活から脱出する効果的な方法の1つは、この「働かなくても何とか生きていける状況(環境)」を強制的に潰す事だ。
働かなくても生きていける状況(環境)とは?
誰かに依存しているor充分な資産・収入がある
まず、「働かなくても生きていける状況(環境)」とはどのようなものだろう?
働かなくても生きていける状況の例としては、
- 親の仕送りを受け、賃貸物件で生活している
- 実家で親のすねをかじって生活している
- パートナーに養ってもらっている
- 貢いでくれる人がいる
- 株やFX、その他資産運用で生活費を稼いでいる
- 副収入(自動収入)で生活費を稼いでいる
と、言ったものが考えられる。
一般的には親への依存パターンが多数か?
4の「貢いでくれる人がいる」、5の「株やFX、その他資産運用で生活費を稼いでいる」、6の「副収入(自動収入)で生活費を稼いでいる」と、言った人達も世の中にはいるだろう。また、3のように「パートナーの稼いだお金で生活しており、自分は悠々自適なニート生活を送っている」と言う人もいるだろう。
だがここでは、一般的に考えた場合に多いであろう1の「親の仕送りを受け、賃貸物件で生活している」と2の「実家で親のすねをかじって生活している」と言ったパターンでの対策を考えて行く。
対策:働かなくても生きていける状況を強制的に潰す
先程も述べたように、ニート生活から脱出するには「働かなくても生きていける状況を強制的に潰す」と、言った方法が効果的かと個人的には思う。
では、「働かなくても生きていける状況を強制的に潰す」には、どうすれば良いのだろうか?
これらは、ある程度覚悟が無ければ実行しにくい方法かもしれないが、その方法を紹介していく。
親の仕送りを受け、賃貸物件で生活している人の場合
賃貸物件を借り、かつニート生活を送っていて副業などでの副収入が無い人の場合、家賃の支払いを含めた生活費の大半、もしくは全てを親の仕送りに頼っている場合が少なくないかと思う。
そのような人の場合は、単純に
- 親からの仕送りの額を減らしてもらう
- 親からの仕送りを完全にストップしてもらう
と、言った方法で「働かなくても生きていける状況」を強制的に潰し「働かなければ(自分で稼がなければ)ならない状況」を作り出す事が出来る。
とは言っても、実際に自分からこのような不利な状況を作りたがる人は少数派かと思う。親側からアクションを起こしてくれれば楽だろう。もしくは、協力してもらうと言うのも手か。
実家で親のすねをかじって生活している人の場合
実家で親のすねをかじって生活している人の場合、生活費のほぼ全て、場合によっては娯楽費までをも親などに出してもらっている人が少なくないかと思う。
このような人の場合は、
- 強制的に一人暮らしをして
- 親の仕送り無しで、または多少の仕送りをしてもらい生活する
と、言った方法で「働かなくても生きていける状況」を強制的に潰す事が出来る。
だがこの場合、現実的に考えて
- 引っ越し資金を出す必要がある
と、言った問題点がある。この辺りは、最初だけでも親などに協力してもらう必要があるだろう。