契約する物件を管理する管理会社によっても多少違いがあるが、新たに賃貸物件を契約する際には
- 建物賃貸借契約証書
- 重要事項説明書
- 新規契約清算明細書
などの書類への必要事項の記入、書類の確認を行う必要がある。
建物賃貸借契約証書
建物賃貸借契約証書には、
- 建物の名称、部屋番号、建物の造り
- 使用する駐車場区画
- 貸主、借主情報
- 管理会社情報
- 入居者情報
- 契約期間
- 家賃など
- 退去手続きに関する説明
- 禁止事項
などの事項が記載されている。新たに物件を借りる場合は、建物賃貸借契約証書の「借主(乙)」もしくは「賃借人(乙)」の欄に
- 住所
- 氏名
- 電話番号
を記入し、印鑑を押す事になる。この建物賃貸借契約証書は退去日まで保管しておく必要がある。
重要事項説明書
重要事項説明書にも、建物賃貸借契約証書と同じように、
- 建物の名称、部屋番号、建物構造
- 賃貸人情報
- 管理会社情報
といった基本的の情報から
- 登記記録に記録された事項
- 賃料その他の授受される金銭
- 設備に関する事項
- 契約の解除・解約に関する事項
- 敷金の契約終了時の清算に関する事項
などが記載されている。この重要事項説明書も退去時まで保管しておく必要がある。
新規契約清算明細書
管理する物件会社にもよるが、新規契約清算明細書と言う紙も貰う事がある。この新規契約清算明細書には、
- 物件名
- 契約者名
- 精算額
- 振込先
- 精算額の内訳
などが記載されている。精算額の内訳として賃料関連では
- 日割賃料
- 日割共益費
- 日割駐車場利用料
- 次月賃料
- 次月共益費
- 次月駐車場利用料
一時金などとして
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 駐車場仲介手数料
- 保険料
- 鍵交換費
- 除菌・消毒代(クリーニング代)
- 口座振替手数料
- 保証料
などが記載され、それぞれ契約内容の金額が請求される。